2012年12月24日月曜日

とある休日:ご機嫌編

今日は、土砂降り。


どうせ濡れるのは、同じだからと海に行った。(波予報を確認してから)
途中で、ガソリンスタンドに立ち寄った際に、$50のVISAギフトカードを使って給油を試みる。
そしたら、DEBITでPIN番号を入力してくれという。

ギフトカードだからPIN番号なんて知らされてないよと思いながらも、
もしかして気を利かせて誕生日にしてくれたかもなど
という馬鹿な考えが働き、無駄な悪あがきをしてみるが、当然違っていた。
普段から運の悪いから、仕方ない。

続いてAMEXを試してみる。そしたら、AMEXも受け付けてくれない。
ガソリンスタンドがAMEXを受け付けないなんて、初めてだぞ!
と思いながら、渋々VISAのクレジットカードで支払うことに。

このAMEXだったら2%のキャッシュバックがあるのに、
このVISAだと1%なんだよなとイラッとしながら給油をする。
でも、計算すると40セントしか変わらないことに気がつく。

この苛立ちは40セントを損したからではなく、
AMEXを受け付けてくれないことによるものだと、自分を肯定するために考えをすり替える。


海に到着すると、強風で横殴りの雨が体に当たって、かなり痛い。
雷がなっていないのを確認して、濡れたウエットスーツを着て、海に出る。


海には、30人ぐらいはいただろうか。


みんな馬鹿だな。こんな日天気の悪い日に来なくてもいいだろうに。。。
と内心思う。

その中に、僕よりちょっとだけサーフィンが上手35歳前後の女性がいた。
(つまりど下手くそより、ちょっとだけ上手。)
仙人のような玄人の顔つきである。

ちょうど良い波が来て、彼女がテイクオフした。。。


と思ったら、ずっこけた。
そして、彼女はそのままに波に飲まれた。
波から出てきたもの時には、すごい悔しそうな顔を水面に出して、悔しさを叫んでいる。

今日は、強風ではあったが、不思議と波の形は良かった。
ど下手な自分でも満足のいくテイクオフができたことに大満足。

僕が休憩するために砂浜に上がって休憩していたら、彼女も終わったらしく上がってきた。
彼女が僕に対して何かを喋りかけてきたが、
強風と耳がフードに被っているので、全く聞こえない。
どうせ聞き返したとしても、この強風では聞こえないので、あえて聞き返さない。

最後の言葉が「fun」と聞こえたような気がしたので、
僕は適当に右手を上げながら「Yaay!」と相槌。(適当にも程があるが。。。)
その相槌に満足したのか、彼女は向こうに歩いて行った。


そしてもう一度、海に出た。
その後バテたので、車に戻り帰り支度をする。
車外で乾いた服に着替えたはずが、強風で土砂降りのために、
着替え終わって車の運転席まで走る間に、パンツの仲間でベチョベチョに濡れた。

運転席に入り、この雨は凄いな。。。当分はやまないだろうなと外を眺めたら。。。
この豪雨の中、タバコを吸っている30十代の男性を発見した。
タバコの火がよく消えそうなぐらいの豪雨の中で、本当に美味しそうに吸っている。
豪雨なんて関係なく、快晴であるかのように、美味しそうに吸っている姿に感心する。
もしかしたらマリファナかもしれない。
だからこんな土砂降りの中でも、そんなに幸せな表情ができるのかな。
どちらにせよ、そんなに美味そうに吸う姿を見て、タバコを吸わない僕も羨ましくなる。


その人を眺めるのは面白ったけど、僕の服が濡れているので体がだんだんと冷えてきた。
早く家に帰って、温かいシャワーを浴びたい。
車のエンジンをかけたが、やっぱり寒すぎる。
このまま体が冷たいまま運転するのは嫌だ、と帰宅を躊躇する。

そうだ!体を温めるために、いつもの近場の安い中華に行こうと決意。

この中華は、味は普通だが、値段が安く(クレジット不可)、量が多い。
だから、たまに来る。
だけど残さず全部食べようとして、食べすぎて気持ち悪くなって2回ほど吐いたことがある。
それぐらい量が多いから、また来る。

そして、お世辞にもうまいとは言えないHot&Sourスープを頼む。
過去の話だが、最初にこのスープを頼んで味見をした時には、
きっと胡椒の量を間違えて大量に入れてしまったんだと思った。
だけどもう一度頼んでみた時には、それが勘違いであることに気がつく。
この店のHot&Sourスープは、むせるほどに馬鹿みたい胡椒辛い!

そんなスープだから、決して美味しくはないのだが、
胡椒が凄い入っているので体を温めてくれる効果がある。
寒い時にウォッカをストレートで飲むと食道を温めてくれるのと、同じような効果である。
ずぶ濡れの状態で、この美味しくないスープの胡椒辛さに幸福を感じるのだ、


今日という休日は、どうでもいいことばかりの内容だけど、
そのひとつひとつの体験が何故か不思議と大切に思えてきた。

我ながら良い日だったなぁと、ご機嫌になりながら、今日という休日をここに書き記す。

2012年12月21日金曜日

2012年を振り返って

2012年のはじめに書いた抱負(http://goo.gl/yzN9d)を見て、唖然としている。
なぜなら、一つも達成していないから。。。苦笑


目標が高すぎるのかもしれないが、それだけ自分の実力を理解していない証拠でもある。
もっと自分を客観的に見つめなおして、目標を設定しないと。


2012年は、大きな失敗を何度もして、自分に甘かった年でだった。
多くの方に迷惑をかけ、自分の精神がグラグラと揺れた。
どんな場面でも、ドシッと構え、問題を焦らず解決できる安定した精神が必要だ。


もう一つは、日本の就活では良い結果が得られなかった。
博士まで行くと専門とずれたことをやろうとすると難しいことを体験した。
もちろん、専門が合致していないという理由だけで失敗したとは思えない。
・面接の時に、相手が求める回答ではなく、自分が言いたい回答をした
・完全なる実力不足。どんな分野であれ、相手を圧倒するぐらいの実力がなかった


こんな失敗を経験して、僕の強みはなんだろうかと振り返ってみると一つあるかな。 

それは、「同年代の人よりも、失敗の数が多い」

失敗することは非効率だけど、覚えの悪い僕にとっては学習効果が一番大きい。
今後も、挑戦する数は維持しつつも、自分を厳しく引き締めて、失敗の数を少しずつ減らしていきたい。 


ということで、2013年はもっと自分に厳しくするために、テーマを設定する!
2013年のテーマは、「脱・怠慢」!
自分の中に飼っている弱虫をうまく飼い慣らして、
肉体的限界、精神的限界、知的限界まで自分をいじめ抜くぞー!

2012年12月1日土曜日

Tokyo×Las Vegas×Boston

僕はこの2週間でTokyo×Las Vegas×Bostonに行ってきたので、簡単な旅行記をここに記す。

Tokyo:
日本の就職活動を始めたから、最終面接のための帰国した。
2泊3日の短い滞在だったけど、最高に充実した旅行だった。

面接結果は失敗だったけど、初めての就職活動を経験できて、
この失敗から多くのことを学びました。
重要なことは、自分がどう考えるかよりも、
相手の期待する回答をしたほうがよいかもということを身を持って体験したこと。

そして、日本での滞在中に、多くの友達と再会できたことは、本当に楽しいひととき!
他にも再会したい人はたくさんいたけど、時間の都合で会えなかったことが唯一の心残りかな。
美味しい料理(http://tabledesperes.com/nakano/)を食べることができたことも最高の思い出!

今回の東京滞在ではっきりしたことが、僕は東京に馴染めないという事を再認識。
都会の出身ではないから、どうもあの人とビルの多さ/緑の少なさにはどうしても好きになれなかった。
こんなこと言いながらも、住み始めたら意外に東京も好きなったりしてね。

Las Vegas:
人生初のLas Vegasで軽くハメを外してきました。
カジノ、シルク・ドゥ・ソレイユ、ストリップといろんなことを初体験!

カジノでは、すぐにお金がなくってしまう無力感と賭けで勝つと興奮する感情を経験して、
自分の気持ちの浮き沈みを短時間で経験できたことは貴重な体験だった。
僕は単純なので、友だちと一緒に行ってストップをかけてくれる人がいなければ、簡単にのめり込んでしまうと感じた。結果、$30-40を擦ってしまった(苦笑)

シルク・ドゥ・ソレイユは、役者の演技よりも舞台装置の仕組みに鳥肌が立って、興奮しながら見ていました。就職活動をしている時期あって、あの舞台装置を作る仕事はきっと最高に楽しいだろうな思った。

期待いっぱいおっぱいのストリップは、男としてのムラムラを興奮すると期待していただけに、スタイルの良い女性の裸を見ても全然ムラムラしない自分にびっくりだった。
エロいショーではなく、芸術的なショーを観ている気持ちだった。
でもショーの途中で一人の男性客が舞台の上に誘われて、セクシーな格好をしたCAに弄ばれている姿が羨ましくて仕方なかった。できれば、僕も舞台に上がりたかった。

Boston:
学会のためのボストンに行ったけど、冬のボストンはチョ~寒いから、住みたくない!
学会発表は順調に終わり、教授の反応もまずまずだった。
Best Student Awardの発表が近日中にあるので、期待すると落ちると分かっていても、どうしても期待してしまう。

学会中での大きな動きとしては、指導教授がポスドクを探すなら今がチャンスだからネットワーキングしなさいと声をかけてくれたこと。
その返事として、僕はアカデミアではなくインダストリーを経験してみたいと素直に述べた。

ボストンでは、予想外の出費があって勉強になった。
ホテルと学会会場の行き来をする途中で、お茶を売る定員に声をかけられ、ホイホイと定員の進められるままに、烏龍茶葉を買ってしまった。
少量を袋詰してくれて、金額を確認したらなんと$100以上もして、思わず顎が外れる思いだった。
今後は、注意します。
そして、大事に飲みます。当分は、コーヒーを買う/飲むことはないでしょう。

ボストンでも友人にも会えて、とっても充実した日々だった。
僕は運がいいので、僕が友人を尋ねたときはちょうど停電が発生して、電車が止まったり、町が真っ暗で、灯りのないボストンも悪くないなと感じた。

2012年11月13日火曜日

凄まじいまでの野心


先生、NatureとScienceのジャーナルに挑戦させてくれて、ありがとうございます!

かなり厳しいということは分かっていたけど、
先生が出してみろと背中を押すのNatureとScienceに僕の論文を提出してみた。
「もしも」ということもあるしね。


結果は、両方共スクリーンの段階ですでに却下。

この四年間で、先生の元で学んだ一番大事なことは、「野心を忘れるな」という事だと思う。
似た言葉にクラーク博士の「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」
という有名な言葉があるけど、僕の学んだものは、「大志」という綺麗な響きの言葉ではなく、
もっと泥臭い、失敗や挫折しまくりの「野心・欲望」に近い。

ペーパーは、引用されて始めて価値が出る。
だから圧倒的に読者数が多く、Impact factorが大きなジャーナルを目指すべきである。
もちろんそのようなジャーナルは、僕の研究分野の読者はいない。

僕の研究分野は、非常に閉鎖的で、非公開の軍事ジャーナルの方が読者が圧倒的に多い。
先生も分かっているが、それでもNatureとScienceに出してみろという彼女の野心は、
僕に挑戦させてくれる喜びを与えてくれる。

こんなに挑戦できたのだから、僕は自分のアカデミックに大満足です。
あとは、SLACとのプロジェクトどれだけ進められるか。
そして、並行して小さな実験プロジェクトをどれだけ早く終わらせれるか。

泥臭い失敗や挫折しまくりの「野心」全開で、突き進んでやるぜ!!!

2012年10月23日火曜日

ボストンキャリアフォーラム

たまには、真面目なことも書いてみるのである。

ボストンキャリアフォーラムとは、日系の会社が集うアメリカで一番大きな就活イベントである。
企業数は190社、参加学生数は約4000人弱。
その数の大きさから、会場の規模の大きさがわかると思う。

企業は、「グローバル人材」というのを求めているらしい。
ちなみに、参加企業の中には「えッ?」と思うような企業も参加している。
例えば、「鎌倉シャツ」「大阪ガス」など。

余談だが、「いちごアセットマネジメント」という可愛い企業もあるんだと思ったら、
「苺」じゃなくて「一期」一会の「いちご」だった(笑)

ちなみに、各企業の採用広告がずらーっと並んでいる机の上で、
自分の一番気に入った広告は「大阪ガス」の広告でした。
一番渋くて、味があってかっこいいので、部屋に飾ります!
(いったい、どこの広告代理店がつくったのかな?)

イントロはこれぐらいにして、本題の就活はと言うと、内定は0で、2社が現在進行中です。

数社を応募してわかったことは、企業によって僕の経歴(博士課程)を「評価する(もしくは、興味を示す)企業」と「評価しない企業」の2択に別れた。

しかし「評価をしない企業」は、その数社の中で、僕の博士課程の専門知識(熱力学、流体力学など)が一番活かすことができる企業だっただけに驚いた。

面接官から「今回は、様子を見るために来たのですね?」と問われた時には、
思わず「えっ?」と思いました。
(あくまで一人の面接官だったので、その一人の面接官の考えを会社全体の方針と捉えるのは危険かも。。。と補足)

大学で学んでいる分野と直接は関係しない企業のほうが、
僕にチャンスを与えてくれるのは、摩訶不思議で、興味深い。


面接では、志望動機から始まり、僕が苦労したこと、頑張ったことなどの質問に答えていく。
その中でも一番忘れない場面があったので紹介する。
忘れられない理由は、僕が面接者から(程よい)刺激を感じて、ちょっと困ったからである。



「私は、君は研究者になったほうが、人々のためになると思う」と言ってきたのである。

面接とは、もともと面接者が求職者の意見を聴くために行われると思っていたのだが。。。
その面接官は、その正反対(面接者の意見を、僕にぶつける}をしてきたのである。

その後、この面接官は幸運にも僕にチャンスを与えてくれて、
その企業とお食事をする機会に恵まれた。

そして、そのお食事会でその企業の「人」が魅力的であると実感した。

こんな「人」たちと仕事をしたら、きっと楽しいだろうなと心の底から思えた。
まだ内定から遠いけど、僕の正直の気持ちは、もう迷って、迷って、迷い狂っている。


僕に迷わせてくれる機会を与えてくれたボストンキャリアフォーラムに感謝である。

2012年10月14日日曜日

授業レビュー:ATHLETIC 510


この授業は、 Wilderness First Aidという授業名で、
ハイキングやバックパッキングをしている時に、怪我をしたらどう対処するかを学ぶ授業です。
授業では、怪我の状況を見て、適切な判断を下すための必要知識を学びます。
治療方法がメインではないです。(そもそも、野外ではあまり治療できないが。。。)


授業の構成は、講義とシュミレーションで、週末の土日(2日間のみ)で行われる。
講義では、怪我の基本の知識を学び、
シュミレーションでは、患者と診断役を演じて実践に近い形で学ぶ。
最後のテスト(筆記と実技)を通過すると、
Stanford Wilderness Medicineという3年間有効の資格がもらえる。


この履修してよかったと思えることは、以下の3つ。


1. 大怪我を負った人を目の前にしたら、パニクるだろうと分かったこと
シュミレーションを5-6回行うのだが、何度やっても思い通りスムーズに行かないことを実感。
怪我をした人に対して、冷静に対応するためには、場数や経験が大事だと心から思った。
例えば、初対面の怪我人に同意を得た直後に、
相手の頭を固定する動作(脊髄に損傷がある場合)の抵抗感が結構ある。
そして、女性だとなおさら緊張する。
頭で分かっていても、体がうまく動いてくれないのである。


2. 脊髄に損傷があるかないかを判断できる知識を学んだこと
いろんな質問したり、体を動かしてくださいとお願いすることで、
ある程度の確率で背骨に損傷があるかないかを判断できる知識を学んだ。
あくまで大雑把な診断方法なので、どこまで正しいかどうか分からないが、
怪我人を動かしてよいものかどうか不安になる場合に、
この知識を身につけることができたことは、大きな収穫だった。


3. 患者の苦悩が少し理解できた???
シュミレーションでは、患者役をやる時に、診察役が女性の時に非常に困ることがわかった。
アウトドア好きの女性が、両太ももで僕の頭を挟み込んで固定する。
個人差あるが、これはある意味膝枕よりも気持ちいい。

その状態から、体中のあちこちを触って他の部位に異常がないか診断される。
一番つらいのが、診断者が僕の足を触る時に、女性が前かがみの姿勢になる状態である。
女性の胸が顔の目の前に来たり、揺れたりするのである。
目の前の甘いことを絶対に考えず、とにかく別のことを考えて、
この状況で自分の興奮を沈めることの大変さを身をもって体験した(苦笑)

2012年9月26日水曜日

Justification for Higher Education


久しぶりに、僕の胸にグサッと刺さるポスターを発見して、思わず立ち止まってしまった。

少しボロいの自動車修理工場に立ち寄った時に、
発見したポスター。



低収入であろう自動車修理工場で見かけたから、
このポスターのメッセージが僕の胸にグサッと刺さった。


お父さんは、
「自分は無理だったが、息子にはそれなりの教育を受けて欲しい。。。」
と思って、飾っているのだろうか。


このポスターの内容が全て合致しているとは思わないけど、
ここまではっきりと描かれると迷いが無くて気持ちがいいね。

ギリギリの生活をしている環境の中で、教育の重要性を真当に説いても、
きっと子供の心には理解されず、意味がないかも。


世界には大きな経済的な格差があるから、
こういうモチベーションで勉強を頑張るのもいいんじゃないかな。

Endeavour flyover を見逃す

先日は、NASAのMoffett Fieldという飛行場で
スペースシャトルEndeavourの低空飛行がイベントがあった。

正直、ものすごく行きたかったが、忙しくてMoffettまで駆けつける時間が惜しいので、
自宅からUstreamの中継と自宅の外から生で見ること思いついた。

今思うと、参加すればよかったと後悔した。
やらずに後悔をしないためにも、
やって後悔することの方が良いということを再確認するためにも良い教訓になった。

低空飛行の高度は、Moffett Fieldで500 - 1500ftと聞いていたので、
自宅からも十分大きく見えるはずである。
そろそろ見える時間だと思い、パソコンを持って外に出てみる。
僕の予想飛行経路とTwitterの情報が一致して、
あっちの方角からきっと見えるはずだと見当をつける。

いろいろ空を探しても見当たらない。。。どこだ、どこだ。
走行しているうちにMoffettFieldのUstream中継にスペースシャトルの影が映る。
「あっ、通り過ぎてしまった。。。」

仕方ないUstreamを見るかと思ったら、アクセス数が多すぎるためかUstreamの映像がダウン。
なんどもF5を押しても、うまく映像は見えない。。。

結局、何も見られなかった。。。

がっかりしていたら、気づいたことがある。
あれ?足から血が出ている。
サンダルで上空を見ながら、ふらふら歩いたせいで小枝が足に軽く刺さったらしい。。。


僕の人生なんて、こんなのばかり(笑)

2012年9月13日木曜日

こんなお爺ちゃんになりたい!

パワフル・ロックロール爺ちゃんに会ってきた!
僕の今日の心拍数は、いつもより絶対に高いぞ!

見た目は、サンタクロースのようなお爺ちゃんである。
そして、商品とお金を交換するだけのはずが、1時間半も話し込んでしまった!
この一時間半で、人生の運を使ってしまったような気さえする。

お爺ちゃんに、あなたのようにパワフル・ロッケンロールになるためにどうしたらよいかと、聞いたところ、3つのことを心がけなさいと、自分の経験談を交えて教えてくれた!



1.仕事と遊びを組み合わせろ!
出張に行ったら、現地で仕事をすることも大事だが、その地域を必ず観光すること(笑)
人を助けるために貧しい国に行ってボランティアするときでも、常に遊び心を忘れるな!
常に仕事と同時に遊びを盛り込め、それによってより充実した人生を送れるから。

2.失敗を恐れず挑戦を続けろ!
失敗の数だけ、成功の数が増えるから、失敗を恐れた瞬間に挑戦しろ!と言われた。
彼は、おそらくBoeing757訓練を受けたパイロット中で、
その航空機を購入しないにもかかわらず訓練を受けることができた初めの人だそうだ。

Boeingは、航空機を購入する人や会社対してのみ訓練を行うという規則があったようだ。
(合理的な規則だと思うが。。。だって、買わない人に訓練しても、意味無いから。。。)

しかし、彼はどうやって訓練を受けることができたかをワクワクしながら教えてくれた。

彼は、航空機のインストラクターでもあり、教授でもあるので、
巨大な実機の運転資格がないのに、学生に教えることに違和感があったので、
プロポーザルを書いたそうだ。
(もちろん、本人がBoeing737の訓練を受けたくて我慢できなかったという理由もあると思うが。。。)


そして、もちろん却下!


しかし、その却下した人と彼の知り合いが偶然にも友達だったそうで、
金曜日のBBQでたまたまその話が持ち上がったようだ。
その時に、その知り合いが、そのプロポーザルを書いた教授は素晴らしい教授だと話したらしい。

そしたら、例外を認めようということになって。。。
その例外とは、CommercialでJetの資格がCurrentであって、
学生に航空に関する知識を教える大学教授だったらOKという条件らしい。

(注意:この例外が今も有効かどうかは分かりません。でも、そんな条件が当てはまる大学教授は、世界中探しても空軍学校以外にはそんな簡単には見つからないはず(苦笑))

そしたら、数日後(737ではなく)757でも良ければ、許可が出たそうな。
「そんな、馬鹿な!」と叫びたくなるような話という話を交えながら、
失敗を恐れるなと教えてくれた。


3.見返りを求めず、人に親切にしろ!
これはよく言われることではあるが、自分の親切が巡り巡って、
必ず自分に戻ってくるからという事である。

その話をした直後、彼は目を見開いて、僕に言った。


「君が宇宙飛行士になりたいのなら、今度友達の宇宙飛行士と会う時に、君の履歴書を渡そう」と言った!


その瞬間、僕の心拍数が上がりすぎて、気持ちが悪くなった(苦笑) 

もちろん、口ではそんなことを言っても、そのような機会を作ってもらうことは、
非常に難しいということは理解している。

しかし、そんな実現可能かどうかということよりも、彼のこの親切に完全に圧倒された。
非常に実現不可能な夢を少しでも手伝いましょうかと、
この巨大過ぎる親切を申し出ることのできる人間が目の前にいる。


その状況を前にして、僕は言葉がうまく出なかった。。。




僕も彼のような濃厚な人生を送りたい!!!そして、彼をもっと知りたいぞーーー!!!
まずは、足をもっと鍛えて、彼と一緒にツーリングをしたいぞーーー!!!
足を鍛えてやるぞーーー!!!うおーーー!!!うおーーー!!!うおーーー!!!

2012年9月8日土曜日

パワフルジーチャン、ロッケンロール!

僕は、今すごく興奮している!!!
鼻血が出そうなぐらいな興奮で、睡眠なんてもったいね!!!
一日24時間しかないんだぜ!とハイテンションである!

実は、前回の記事に書いた人が、僕がまさになりたいと思うような理想な人だからだ!
先日は彼とは残念ながら予定が合わず、出会えなかった。今度、会う予定である。


しかし、彼から長文のメールが届いて、とっても驚き、興奮である!
その内容を少しだけ紹介したい。


お爺ちゃんは、実は名誉教授で、70代のお爺ちゃん。
大学名を言うとちょっとバレそうなので、そこは割愛。

すでにキャリアだけでもでもすごいのだが、ここからである。


1.自転車
過去に200mileを何度も挑戦して、何度も成功している。
200mileとは、JR東海道新幹線 東京駅 - 名古屋駅より、20km短いだけである。
これを一日で、走るのである!しかも、何度も成功できる人は、本当に超人的である!
ちなみに、一番の長距離自転車旅行は、 ロンドンーローマ間というから、
驚き、桃の木、21世紀である!


2.飛行機
教授である一方で、曲芸飛行の先生として学生を教え、Boeing 757まで乗りこなせるという怪物である。
100種類以上の飛行機を乗り、F16やT38も経験があるという。


これだけのキャリアの上に、趣味も申し分ないほどに充実している!
こんな人になりたいけど、なれるわけがない!

こんな人がいることを知ると、自分も我武者羅(がむしゃら)に頑張ってみたい!

2012年9月6日木曜日

世の中って、やっぱり不思議だな

売りたいものがあったので、craiglistに広告を出したら
興味のある方がメールをくれて、電話で話がしたいということだったので、電話してみた。

そしたら、元気そうなお爺ちゃんが電話に出てきて、
僕と同じ趣味(自転車・飛行機)で、同じ大学院出身だそうだ。
こんなに僕と共通点が多い人とこんな形で出会えるって不思議だな。

明日、このお爺ちゃんと会うのが楽しみです!
果たしてどんな人なんだろう!

2012年8月4日土曜日

日本から帰ってきて

3週間弱、日本に帰ってました。
長い休みをもらい、リフレッシュしました。


ちなみに、僕が日本に帰って間、一番食べたいと思ったのは、すばり「牛丼」!
この「安い」「早い」「旨い」の三拍子揃った、お店はアメリカにはなかなか存在しない。
東京にいるとき、僕は朝から牛丼定食を食べられて、本当に幸せな日々でした。


今日は、東京から成田に向かう京成線の中でふと思ったことを書きます。
日本滞在の最終日、僕は成田空港に向かうために京成線の電車に乗った。


隣には、制服姿の女子高生が一人乗ってきた。
しばらくすると、彼女は「こくり、こくり」と睡魔と格闘し始める。
激しい(?)格闘の末、彼女は睡魔に完敗し、完全に睡魔に身を委ねる。


始めは、電車の進行方向に沿うように体を傾けて、体のバランスを保っていたのだが、
そのうち僕の肩に、彼女の肩と頭が「トスン、トスン」と当たり始める。


当る度に、彼女は無意識に体を、僕から遠ざけるが、
睡魔で体がうまく動かず、再び彼女の肩と頭が繰り返し僕の肩に当る。




僕は、この時ふと思った。
日本は平和だなぁと。。。




ゴリラのような怖い顔してる僕の肩にもたれても、本当に大丈夫なのか?
僕が悪い人だったら、どうするんだよ。
よく注意したほうがいいよと心の中で思った。


このままだと、絶対に彼女は乗り過ごす。
しょうがないなぁ。。。


そう思った僕は、彼女を軽く起こし、降りる駅を聞いた。
彼女の降りる駅は、終点から3つ目の駅(成田)だった。
そして、僕は終点の成田空港。


何か面白い起こし方は無いものかと、僕の悪知恵が働く。
そして、こういう時だけ素晴らしいほどに閃く!


そのイタズラを解説しよう!


彼女の駅に到着する直前に、彼女を起こして
「お嬢さんごめんなさい、あなたの駅は通りすぎてしまいました。」と言う!


この方法なら、彼女は驚いて凄く目覚めが良い!素晴らしい!
などとくだらない正当化までする。
素晴らしい考えを思いついて、思わずニヤニヤしてしまった。


そしたら、向かいに座っていたお姉さんが
「何、ニヤニヤしてるんだ。気持ち悪い。
女子高生の肩が触れて、そんなにうれしいか。この変態。」
と言っているかのような目つきで僕をみる。
(僕の考え過ぎだと思うが。。。)



僕は、確かに変態に間違いないが。。。




「このニヤニヤは、女子高生の方が触れて嬉しいのでなく、
素晴らしいイタズラを思いついたことによるものだ!」
と必死で目で伝えようとするが、もちろん相手には伝わらない。


そして彼女の駅が近づき、電車のアナウンスの直前で、僕はいざ言おうと体に力が入る。



その瞬間、僕の邪気を感じたのか、イタズラを実行する前に、彼女が目覚めてしまう。
彼女は、成田駅で平和に降りてしまったのである。




本当に、残念でなりませぬ。。。




そして僕は肩をがっくりと落とし、
残念なオーラをを引きずりながら、僕は終点で電車を降りた。

2012年6月23日土曜日

飛行機操縦免許取得!

今の気持ちを一言で表すと、「長かった。。。」である。

去年の5月から始め、忙しくて練習できない期間が続いたりと挫けそうになったが、
ちょっとずつ練習を継続して、やっと一年かけてとれました。
最後に試験官と握手をしたときは、涙が溢れそうでした。
写真は、試験官と一緒に撮ったもので、僕はちょっと半泣きです。 



当初の予定よりも、2倍も期間が長く(一年ちょっと)、
2倍もお金かかりました。

時間がかかった理由は、いろいろの要因が重なった結果だけど、
一番の要因は、僕が飛行機の操縦が下手だということ(苦笑)
この飛行機操縦免許取得という経験は、
自分の人生の中できっと最大のご褒美であろうと思います。

僕が利用した飛行機は、Citabriaで、尾輪の1979年もの。
尾輪の飛行機は、操縦が普通の機体(セスナなど)よりもちょっと難しい。

そして、この飛行機の最大の特徴はシンプルであること。
フラップも無ければ、姿勢指示器や飛行方位計などの計器も無い。
GPSなどついているはずもなく、文字通り飛行機の状態を五感で察知することが重要。

試験を受けた飛行場は、前は空軍基地だったCastle airportで泊り込みで行われた。
この空港は、冷戦時代に戦略爆撃機B-52の基地として作られた。
Moffett fieldよりも長く太い滑走路一本だけ(SFOにある一番大きな滑走路と同等)ある。

試験の内容は、口頭試験と実技試験の2つ分けられる。
口頭試験は、試験官によって聞く内容が若干異なり、
僕の試験官は「事故が起こったら、どうする?」
「計器が故障したら、どうする?」
「気分が悪くなったら、どうする?」
という緊急時の対応の内容に質問が集中していた。
ちなみに、試験官は女性で元警官で、今はミツバチの飼育をしながら、
試験官をやっているというかなりの個性派である。

口頭試験は、それなり出来た感触があったが、問題は実技である。
僕の苦手分野は、「通信」「迷子になった時の対応」「計器のみの旋回」

通信が苦手な理由は、各空港には各空港の特有の決まりがあって、
その決まりをある程度覚えていないと、なんでその指示に従わないといけないのか理解できず混乱するからである。
特に、普段利用しない巨大な空港ならではの指示もあるのである。

続いて、僕は常人離れした方向音痴であり、
一般人は迷子にならないところで、僕は余裕で迷子になる。
なので、迷子になった時の対応が本当に下手くそなのである。
目隠しをされて、いろんな旋回をした後で、「さぁー、今どこにいるでしょう?」
と言われても、GPSが無いからそんなの分からんと叫びたいほどである。

最後の苦手分野が、計器のみの旋回テストである。
これは、外の景色を見ないで計器のみを利用して、旋回する試験である。
僕はこの旋回が苦手で、言い訳をすると「計器が少ないから難しい」である。

今回の試験を受けた僕の勝手な印象だが、ある程度おまけで合格をもらったような気がする。
しかし、おまけでも泣けるほど嬉しい合格である。

僕は、半歩だけまた夢に近づいている、そんな気がする一日でした。

2012年6月19日火曜日

もりぶーに乗って


※ もりぶー =僕の自転車の愛称


先週末は、久しぶりにマブダチと一緒にサイクリングをした。

久しぶりのサイクリングだったので、最後にサイクリングしたのは
いつかなとブログを確認してみたらなんと一年ぶり!(http://sixpackdreamer.blogspot.com/2011/05/blog-post.html
自転車が大好きなのに、全然サイクリングしていないと事実が悲しすぎる。。。


ちなみに、コースはこんな感じで一時間半ぐらいかかりました。


サイクリングしている途中で、楽しくてテンションが上がりすぎて、
列を乱して先頭を抜いてみたり、最高時速はどこまで伸ばせるかと遊んでばかり。
最高時速が54キロがでた時は、なかなか嬉しかった!
もう少しで60キロだったのに。。。という悔さも同時にあった。

久しぶりのサイクリングを終えて、やっぱり自転車が好きだということを再認識した一日。

来年の卒業旅行は、是非ともヨセミテまで行ってモリブーとキャンプがしたい!

2012年5月14日月曜日

海外大学院留学説明会のお知らせ

前略、

突然のメール、失礼します。私たち米国大学院学生会 http://gakuiryugaku.net
は、海外大学院への学位留学を志す皆さんを支援する目的で、在米日本人留学生
たちにより設立された団体です。学位留学について知っていただくために、2012
年夏に全国5大学において「海外留学説明会」を開催します。会場は日程順
に、九州、名古屋、東京、東京工業、東北の各大学です(詳細は本メール
末尾をご参照下さい)。参加をご希望の方は、以下のリンクより参加登録をお願
いいたします:http://goo.gl/DA6TM

皆さんは海外の大学院に進学するという選択肢について考えたことはありませんか?
海外のトップの大学院の多くでは、学生はRAやTAによって学費を全てカバーされ
るだけでなく、生活費としての給料も支給されます。世界中から集まった優秀な
学生たちと切磋琢磨する環境は刺激に溢れ、挑戦する目標には事欠きません。そ
んな素晴らしいチャンスがあること、そしてきちんとした情報に基づいて準備を
すれば、そのチャンスは実は手の届く距離にあること。この2つを、米国留学経
験を持つ方の生の声を聞いて知っていただくことが、本説明会の目的です。

参加費はどの会場も無料です。各会場の参加事前登録をお願いしています。事前
参加登録なしでも聴講いただけますが、万が一、会場が満席になった場合は、参
加登録をされた方を優先させていただきます。当日の会場の受付は30分前から
行なっておりますので、時間の余裕を持ってご来場ください。また各説明会後に
懇親会を予定しております。事前参加登録・説明会の内容・地図などは、米国大
学院学生会のHPへアクセスし、各会場の詳細をご覧ください。
http://gakuiryugaku.net

◆九州大学 伊都キャンパス ※箱崎キャンパスへの遠隔中継あり
日時: 2012年5月29日(火)
第一部: 講演 15:00-16:00
第二部: Q&A 16:00-17:00
会場: 九州大学 伊都キャンパス センター1号館1302号室
主催: 米国大学院学生会
後援: 九州大学国際交流推進室、船井情報科学振興財団

◆名古屋大学
日時: 2012年6月1日(金) 17:00―19:00
会場: 名古屋大学 留学生センター2階 CALEフォーラム
主催: 名古屋大学留学生センター海外留学室
共催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報科学振興財団

◆東京大学 本郷キャンパス
日時: 2012年6月4日(月) 18:30―21:00
会場: 東京大学 本郷キャンパス 工学部二号館 213号室
主催: UT-OSAC 共催:米国大学院学生会
後援: 東京大学卒業生室、船井情報科学振興財団
事前登録はUT-OSACのホームページ http://www.ut-osac.org/ でお願いします。

◆東京工業大学 大岡山キャンパス
日時: 2012年6月23日(土) 15:00-17:30
会場: 東京工業大学大岡山キャンパスS222教室
主催: 米国大学院学生会
後援: 船井情報技術振興財団

◆東北大学  ※詳細が決定次第別途お知らせいたします。
日時: 2012年7月開催予定
会場: 未定
主催: 米国大学院学生会

2012年5月7日月曜日

時間の流れ

最近、何故か時間の流れを気にするようになる。
何か変化に気付いたとき、時間が流れているのを強く意識する。

1)アンケート用紙がタブレットで代用される
2010年に献血したときは、紙の用紙にアンケート結果を記入していたのに、
先月献血したらタブレットに置き換わっていた。
2010年からの献血した時から、より多くの経験値を積んでいたなら、
少しでもアンケート結果に反映されるはずなのに、自分のアンケート結果は前回と同じである。
自分のアンケート結果は同じでも、記入方法がタブレットに代用されてることに気付いて、
世の中は進んでいるのだなぁとしみじみと感心。

2)愛用している腕時計の価値が下がる
先週、高校から使っている腕時計が壊れて、時計屋に修理に持っていったところ、
代替部品があるか調べてみると言われた。
この傷だらけの時計にどれだけの価値があるか知らないが、$60はかかるぞと念押しされた。
僕にとっては愛着のある時計なので$60ぐらいなら大丈夫だと思っていたが、時計屋からするとこの古い時計には$60かけて修理するほど、価値があるかどうか疑わしいのだろう。
それだけこの時計は時間を刻んだのだろうが、僕の中でのこの腕時計の価値は全く衰えていない。
自分の価値観とこの時計の価値に「ずれ」が生じたのは、時間が流れたためだろうか。

3)小さな子がiphoneをおもちゃとして遊んでいるとき
僕は、タッチパネルがあまり好きでない。タッチするときに、ボタンのような膨らみもなければ、押し返されたフィードバックも無いから、とても慎重にタッチする位置を指で定めないといけないが面倒なのだ。
携帯電話が出現した当時に、メールが面倒で打ていないお年寄りと同じ現象なのかもしれない。
時が流れて年をとることで、自分の柔軟性が失われつつある証拠なのかもしれない。


時間の流れを止めることは出来ないが、流れる速さは個人差がかなりある。
子供の時は時間が流れるのが遅いし、年を取るにつれて時の流れは速さは増す。




どうしたら時の流れを遅く出来るのだろうかと考えてみたら、僕のなりの結論が出た。

「ちょっと先を予想する」

何か変化に気付いたときに時間が流れを意識するのなら、ちょっと先に予想していれば
その変化も無意識に受け入れて、気付かないかもしれない。(←理想的過ぎるが。。。)
そしたら、時間の流れを意識しないはず。

これからは、「ちょっと先を予想しよう」と決意すると、同時に、
そんな器用なことは、僕には出来ないことを悟ってしまう日曜日だった。

2012年4月19日木曜日

宇宙一ナウい職業 part 2

あの時から5年、僕は再び宇宙一ナウい職業の講演を聴く機会に恵まれ、興奮した!
http://sixpackdreamer.blogspot.com/2007/08/blog-post.html


僕の目の前には、引退した宇宙飛行士いる!
聴衆には、宇宙飛行士選抜試験に応募している学生たちもチラホラいる!
もしかしたら、この聴衆の中から宇宙飛行士になる人がいるかもしれない!
憧れの職業が、絶望的なぐらい遠くにあるのではなく、少し身近なものだという錯覚に陥る。


宇宙飛行士の名前は、Dan Bursch。海軍出身のテストパイロットである。
2010年まで、彼は196日に及ぶ宇宙滞在連続日数の(アメリカ)記録保持者である。
体格は、意外にも小柄であり、非常にコミカルな性格の持ち主だ。
プレゼン中も絶えず冗談を織り交ぜながら、常に聴衆を飽きさせない。
まるで喋りが上手な芸人のようである。


彼曰く、宇宙飛行士になるためには、絶えず挑戦し続けることが重要である。
1回選抜試験に落ちても、諦めず再度応募すること。
加えて、いろいろなことに挑戦することも大事であると言った。


過去の毛利さんの講演と重ね合せても、二人に共通していることは、 

「楽観的でコミカル」

話を聴く場合も、質問をする場合も、会場全体がリラックスして、気持ちいいのである。



あれから5年、僕はどれだけ憧れの職業に近づいたのだろうか。
自分でも全く近づいていないと認識しているが、
それでも少しだけ近づいていると嘘でも信じたい一日だった。

2012年4月9日月曜日

REIの中古市にて

REI (Recreational Equipment Inc.)とは、アメリカでメジャーなアウトドアグッズを売っているお店である。
登山、サイクリング、カヌー、スキーなどアウトドア全般の商品を扱っている。


僕の住んでいる近くにあるREIは、月始めの土曜日に中古市を開催する。
前から行ってみたいと思っていたので、今週末に行きました。


夏に日本に一時帰国する際に、バックパッキング(2-3日の登山)をする予定なので、
狙う商品は、登山靴と目にゴミが入らないための透明なメガネである。


中古市は朝10時開始なので、10時前後に行けばいいと思い、10時10分にREIに到着した。
そして、到着して自分の認識が甘かったと痛感した。

すでに、REIの裏庭には「人!人!人!」である!
あちこちに商品は敷き詰められ、多くの人が中古品を物色し、
みんなは我先によい商品を手に入れようとしている。
僕も、みんなの熱気に負けないようにカオスな中古市に参戦する。


登山靴を見つけては、サイズを見て、痛み具合を確認して、最後に試し履きしてみる。
値段は安いので確認する必要がないのだが、痛みが激しい商品もあるので注意が必要だ。
ちなみに値札には、なぜこの中古市に出展されたのか?
いつお店にこの中古品が届いたか?などの情報も載せてある。


3つ目の登山靴を試し履きしていたら、突然!
隣にいた大阪風のおばちゃんが大声で言った。



「私の靴がない!!!」





ん?と思って、振り返って見ると、おばちゃんはスキーブーツを履いていたのである。
スキーブーツの試し履きに夢中になったのか、どうやら自分の靴が見当たらないのである。

会場は、ゴチャゴチャちゃごちゃしているので、誰かが商品と誤って持ち去ったのかもしれない。
このおばちゃんがそのままスキーブーツを履き、店を出たら「すごく、おいしい武勇伝だ!」と大変不謹慎なことを僕は思った。

そして、どうしてこんな滑稽な事態が起きるのだろうか、心の中で大笑い。


その後、僕は気に入った登山靴とめぐり逢い、少し考えてから購入した。
少し考えた理由は、なぜこの商品が中古市に出展された理由が気になったからである。

[cust. said the size is too big..... after two years!!!]


どんなクレイマーだろうか?
これは、本当の理由か?何か別の理由があるのかもしれない?


僕の予想は、2通り。
1)本当にサイズが大きかった。購入者はあまり登山を頻繁にしないので、
2年間のうちで数回登山して、やはり満足できなかったので返品した。

2)購入者ではなく、別人がこの靴を入手して、別人が利益を得るために適当な理由で返品した。

どちらの場合にしろ、登山靴の欠陥ではないと、勝手に予想して
念入りに登山靴の痛み具合を確認してから、購入を決心した。


GORE-TEXの登山靴が$26で購入できる喜びとともに、ウキウキしながらレジに並ぶ。
並んでいる最中、例のおばちゃんが定員に向かって、自分の靴が見つかった旨を伝えていた。


「おばちゃんの靴が見つかって良かった」と同時に
「もう少しで美味しい武勇伝だったのに。もったいない」

という2つの気持ちが複雑に入り混じったまま。。。


僕は店を後にした。

2012年3月30日金曜日

研究室に所属することの意味

今週、新しく入ってきた二人が追い出された。。。
新しい人は2年前から誰も入っていないという現実。
先学期も新人を一人追い出しばかりだ。

うちの研究室は、やや厳しめの研究室である。
お金を持っているか、やる気があるか、知識があるか、
そのいずれかがなければ、恐らく追い出される。

中にはやる気と知識があるにも関わらず、運悪くお金がなくて、追い出されるケースもある。
僕は奨学金があったから、運良く受け入れてくれたような形だ。

新しく二人が入った時、僕は最終的に一人を選択すると予想していた。
研究室のみんなもきっと同じように思っていたはずだ。
新人を競わせて、最終的に一人を選ぶだろうと。。。

しかし、まさか二人同時に追い出すとは予想外だった。。。

僕は、(多少不満もあるが)この研究室に所属できる事の誇りと喜びを
大切にして、研究に専念しなければいけない。
研究室に所属することの意味を考えさせられる出来事だった。

2012年3月5日月曜日

こんな軽率な自分が嫌いだ


例の女子高生に我慢できずにFBリクエストを軽率な気持ちで申請してもう2週間。
全くアクセプトしてくれない。


きっとFBを確認していないのであろうと、そんな絶望的な希望を頼りに、
今日までなんとか生きてきた。

「やってしまった!これで終わったよ」と内心思い、情緒不安定な2週間でした。
出来ることならFBに侵入して、履歴を残さずFBリクエストを取り下げたい。
そんな不可能なことを考えながら、軽率な自分に嫌気がさした。


たまにご飯を食べるときに見かけるが、パソコンで日本アニメを見ているのである。
それでは、話しかけられないじゃないか。。。彼女の邪魔はしたくない。
生まれて初めて、アニメのキャラクター「コナン」に嫉妬をしました(苦笑)
そんな時は、僕はテイクアウトで研究室に戻ってご飯を食べる。



それから今日まで、元気も生きる希望もなかった。
しかし、今日の昼食時である。あの女子高生が女子高生の格好してご飯を食べていた。
そして、彼氏の名推理に飽きたのか、パソコンも持ち歩いていない。


確実に嫌がられるかもしれない。そんなことを思いながら、また超不自然に声をかける。

「あれっ?意外と嫌そうな顔を見せない」と勝手に僕は勘違いを炸裂。


まずは、定石通りに彼女の持っている財布を可愛いねと褒める。
続いて、彼女の好きな料理を聞いてみる。
そして、とんでもない勘違いしたまま、話(調子)に乗って

「今度、どこかに食べに行こうぜ」と言った。

「ごめんなさい、無理」と言われた。

そんな時の回答例は、恐らく2通りある。
1.さらりとクールな表情で「いいんだよ、忙しいのは分かっているから」
2.道化師のようにおどけて、「うをー。こんなに可愛い子に断れるなんて、とっても傷ついた。あー。どうか、もう一度考えなおしてくれー!」


どちらかを選択しようとするのだが、僕の表情は明らかにショック丸見えで、
こわばってしまった。
間をおいては駄目なのに、まったく瞬発力が足りない。

そしたら、向こうがフォローした。「今学期は、授業で頭がいっぱいなの」
なんて優しいんだと思いながら、自分の情けなさをしみじみと感じた。


それ以外の会話のテンポは、そんなに悪くなかった。
彼女も(面白くもないのに)僕の話に笑ってくれた。

などと、すごく自分に甘々な勘違い採点をし、
「もうちょっと落ち着けよ。自分。」と言い聞かせながら、今日も食堂を後にした。

2012年2月21日火曜日

ストレスで頭がおかしくなってきた

相変わらず先生と頻繁に衝突して、本当に息苦しい日々が続いている。
そのせいで、僕の頭はおかくしてなってきた。間違いない。

僕の女性の好みは、年上の堅実な人!
もちろん、年上という条件に例外はあるが、それは非常に稀な場合である。

大学生にもなって、セーラー服のような服装でキャンパスを歩いているような可愛い女性に、
決して僕の気持ちがブレるはずはない。。。と信じていた。

しかし多大なストレスのためか、僕はどうしてもセーラー服のような服装でキャンパスを歩いている女性が気になって仕方ないのである。僕は、病気である!

今日、そんな人形のように可愛い彼女が大学で一人でご飯を食べていたのである。
ちなみにセーラー服を来ていなかったが、
僕の見えないスカウターが反応して判別したのである。


そして僕は、頭が狂ってしまったので、初対面にもかかわらず声をかけてしまった。

「ご飯を一緒に食べてもいいですか?」
緊張のためか、右手に持っていたコップの水はプルプルしている。

彼女「すぐに食べていかないと行けないから。。。」と敬遠される。
僕「すぐに食べ終わるから、大丈夫だよ」と食い付いた。もう完全なアホである。

自分でもなぜこんなに可愛い系の女性に、夢中なのかよくわからん。
僕は、可愛い系に興味はなく、キレイ系が好きなのだ。
本当に頭がおかしくなってきた証拠だ。

あー。気になったから、色々聞いちゃったよー。
僕は、ストイック/ダンディー/ワイルド系のイメージをアピールするはずが、
完全にピエロのような印象を与えてしまった。

また偶然見かけたら、声をかけそうな気がする。
しかし、みんなの誤解を避けるために、僕はここで自信いっぱいに宣言する!


「僕は、ロリコンじゃない!」

2012年1月20日金曜日

SFの夜景が一番綺麗に見える場所


ずばり「冬のアルカトラズ島」!!!

(たまには、評論家ぶってみるよ)

夜のアルカトラズ刑務所ツアー中に、刑務所から出たところから見える夜景が、一番綺麗だと思った。恐らく日暮れが早い、冬でなければ拝めない夜景だと思う。

僕は、SFの夜景を「ツインピークス」「トレジャーアイランド周辺」などから見たことがあるけど、正直「ふーん。綺麗だね。」という印象です。
というのも、僕は人工的な建物や光があまり好きでない。


あの人工的なモノをみて「わぁー。感動!綺麗!」と女の子がキャッキャ出来るのか、
どうしても不思議だ。
その建物や街頭の明かりを消せば、その上にはもっと綺麗な星空が見えるはずなのに。。。
綺麗な星空を隠されていることに気付こうよ、とちょっとスネたくなる。


景色は、いろんな角度、季節、時間などいろんな要素で美しさが変わる。
でも結局のところ、その景色を見るのは人間だから、綺麗な景色を見るためには、
人間の気持ちの要素が一番大きいと思う。

一番綺麗な景色をみるためは、心の感度が最大の時に見るのがよい。
夜のアルカトラズから見えるSFの夜景も、刑務所の外から見えるからこそ、
一番綺麗だと思った。

刑務所のツアーをしている間は、囚人の気持ちになって見学する。
夜なので、刑務所は薄暗く不気味で、そして声もよく響くのである。
ここから逃げ出したくなるような気持ちにさせる刑務所である。
暗い独房の中に入って、隅で体操座りなんかしてみると、囚人に同情したい気分になる。


こんな刑務所から逃亡したいだろうな共感しながら、
刑務所の制御室を通り、表に出た時である。

まさかこんな場所から、綺麗なSFの夜景が見えるなんて!
思いがけない場所で、綺麗な夜景に遭遇して、

面食らったような気持ちで、夜景が心にドカンとぶつかるのである。
だからこそ、きっと一番綺麗に見える気がする。

みなさんも機会があれば、是非お試しあれ!

2012年1月5日木曜日

RAになる方法

将来は博士課程に行きたいが、大学院によっては入学が確定した時点で、
研究室が決まっていない場合があります。
スタンフォード工学部の多くの学科は、この場合に当てはまります。

決まっている場合は、特に研究室探しをする必要がないので安心です。

それでは、日本から奨学金がもらえず、自腹で授業料と生活費を支払っている学生は、どうやってRA(Research Assistant)になって、教授から授業料と生活費を支払ってくれるのかについて書きます。


その方法は、「教授にRAを募集をしているか聞いてみる」です。
教授とアポを取って、直接聞いてみるのが一番効率が良いです。
ここでのポイントは、謙虚な気持ちで望むことと、自分の過去の研究結果やCVなどを用意しておくと良いです。自分の研究を5-10分の話やプレゼンをする準備しましょう。


教授の反応は、以下の2とおりです。 

1.とりあえず研究して、様子を見てから決める
この反応が、多くの場合だと思います。
とにかく、研究して成果を出してください。
完璧な結果が揃っていなくても、当中経過を先生に頻繁に連絡しても良いと思います。
報告の回数が多すぎる過ぎる場合は、先生が注意するので、迷惑かもと心配する必要はないと思います。
この時期はできる限り自分の頑張りをアピールすることが重要なので、ガンガン研究して、ガンガン先生と話します。
結果と呼べるようなものがなくとも、他の学生以上に負けない途中結果を3ヶ月から1年の期間で出します。

同時に、応募できる奨学金があるかどうか先生に聞くのも良いです。
先生だって、学生に金を払いたくはありません。
学生が奨学金をゲットすれば、先生も喜んで研究室に受け入れるはずです。
なので奨学金を応募して、先生の経済的な負担を和らげる気持ちがあることを示すことも重要です。

以上のことに気をつければ、RAとしての雇ってもらえる確率は高いです。
スタンフォード機械工学科では、約半分の人がRAとして雇ってもらえる印象です。


2.うちの研究室はRA募集していないよ 
「そうですか。。。」とがっかりしましょう。その上で、謙虚な気持ちでRAを募集している研究室は知っていますかと聞きましょう。大抵、紹介してもらえると思います。
そして、去る前に「もしもRAが必要になったときは、連絡いただけますか?
本当に先生の研究室に興味があります。」と言い残し連絡先なり、CVなりを置いて行きます。


あとは、また「教授にRAを募集をしているか聞いてみる」繰り返しです。

2012年1月2日月曜日

2012年の抱負:ビール×サーフィン×タホ×ペーパー ×進路

明けましておめでとうございます!

去年は、色々な新しいことに取り組み、失敗ばかりの年だったと思う。
成功よりも失敗から学べることの方が多いので、よく苦しみ、よく学習した一年だったと。

1.旨いビールを造る
未だに美味しいビールができない(笑)先日、知り合いから造り方のコツを教えてもらったので、さっそく実践しようと思う。今年の抱負の一つは、うまいビールを造ることです!

2.サーフィンを上達
根性が続かず、結局週一のペースでも行けなかったサーフィン。体を使う趣味は、サーフィンでも飛行機でも、最低週に2回繰り返さないと上達しないということがはっきり分かった一年。週一では、現状維持で止まってしまうので、今年は週二回を心がけるようにして、サーフィンを上達したい。

3.飛行機でタホに行く
これは、今年の夏まで達成できると嬉しいな。まずは、今乗っている飛行機で免許を取得して、別の性能の良い飛行機でも乗れるようにならないといけない。課題が山積みだけど、なんとか飛行機で行くぞ!

4.ペーパー
卒業するためには、あと3枚必要。現在書いているペーパーが、仮に通るとしてあと2枚必要だ。なんとか2枚にわたって書けるような研究アイディアを思いつくぞー!

5.進路の決定
理想と現実の間で、やりたいことを決めなければいけないもどかしさを感じている。
僕は、海が好きなので海のそばで暮らしたいけど、そんな仕事はあまりない。
やりたい研究もあるが、人生のパートナーも探したいので、女性が少ない変なところにも行きたくない。
あー!どうしたらいいんだー!


やりたいこと山積みの今年だけど、今年は、去年以上に全力で取り組むぞー!

それでは、今年もよろしくお願いいたします!