2014年6月1日日曜日

凹んだ車で運転していると:最後の投稿



久しぶりの投稿だけど、今回がこのブログの最後の投稿です。スタンフォード大学を卒業して、今はアメリカの会社で働き始めたのである。

このブログを見て、留学に関して問い合わせしていただいた皆様、本当にありがとうございます。
皆さんからのフィードバックが励みとなって、このブログを継続(?)できました。

最後の投稿にふさわしい内容の日記はないので、ありふれた日常の出来事を書いて締めくくろうかなと。

僕は、ボディの左前方が凹んだ車(1999年製)を運転している。
会社の上司からも「いつ車を買い換えるのだ?」と何度も聞かれるほどだ。
その質問に「給料を上げてくれれば、すぐに買い換えるよ」と冗談で僕は返す。
(冗談ではなく、心のなかでは給料を上げてほしいと思っているが。。。。)

そんなアメリカで、ボディが凹んだ車を日常的に運転していると、意外な出来事を経験する。
アメリカでボロい車を運転している日本人は数少ないだろうから、 きっと多くの日本人は経験しないことだと思う。そんな経験を今日もしたので、ここに書き記そうと思う。

どんな経験かというと、スーパーや街の駐車場で車を運転していると、どこからともなく突然、人が話しかけてくるという経験である。
それも一度は通り過ぎたのに、わざわざ車をバックして、僕に話しかけてくるのである。
中には、名刺を渡してくる人もいる。

それには理由があって、彼らは「ビジネスチャンス!」と思って僕に話しかけてくる。
彼らは車の修理工場で働いていて、「俺なら車のボディを安く修理してやるぜ!」と営業をかけてくる。
僕にとっては、全くもって余計なおせっかいな話である。
ただでさえ金食い虫なのに、これ以上のお金を使いたくないのである(苦笑)

ここでは、ボディが凹んだ車はたくさん走っている。町中で凹んだ車を見かける度に、その車に声をかけてきているのかと思うと、「本当にご苦労様です」と言いたい。

この営業方法で、果たしてどれぐらいの確率で修理依頼がもらえるのかが気になるところである。