正直とりたくない授業だった。なぜなら今学期に限って担当先生は、授業内容を難しくするからである。
指導教官に別の授業の方がもっと研究の役にたつと説得を試みたが失敗した。
指導教官は、今学期教える先生がとてもいいから是非とも取りなさいという事だった。
僕の考えが見透かされているという感じがした。トホホ。。
授業はとっても身近な内容から、応用まで燃焼の幅広い分野を網羅している。
- ロウソクの炎はどこが一番あつい?
- どうしてロウソクの炎は黄色いのに、ガスバーナーは青いの?
- ろうそくの炎は水玉の形をしているけど、ガスバーナーの炎はどうして三角なの?
- 航空機の爆発事故は、どうして起きるの?
- 燃料タンクは、タンク内部で静電気で火花が散っても、マッチを入れても(理論上)爆発しないように設計されているって、本当?。
こういう素朴な疑問にしっかり答えられると、授業が面白いと感じるようになるのかな。
この授業を通して思ったことは、世界のエネルギー問題を解決するのはやっぱり燃焼だな。
すでにインフラが整っているから、半導体がシリコンと離れられない関係にあるのと一緒で、
エネルギーは燃焼から離れることはできない。
燃焼効率はほぼ100%に近いし、エネルギー密度もとっても大きい。
石油から石炭やバイオ燃料に転換することはあっても、
きっとエネルギーは太陽電池や風力ではなく、今後も燃焼によって大部分が占めると思った。
今回担当の先生は、燃焼時におけるNOxの発生メカニズムの解明に寄与した先生である。
見た目は、おしゃれなネクタイをしていて、体型はぷっくらと可愛いのだが、
今回担当の先生は、燃焼時におけるNOxの発生メカニズムの解明に寄与した先生である。
見た目は、おしゃれなネクタイをしていて、体型はぷっくらと可愛いのだが、
一旦授業が始まると眉毛がつりあがってキリッとなる。
以前に友達が授業の進み具合が早いから、遅くしてくれと直訴したら、
「これはマラソンじゃない、短距離走だ。俺も全力でやっているだからお前らも全力でついてこい!」
と反撃してきて撃沈した。
最初はとても嫌だったけど、いざ定期試験が終わるとなかなかよい先生だったかもしれないと思うようになった。
人の印象がころころと変わるなんて、僕は本当にいい加減だなぁ。
「これはマラソンじゃない、短距離走だ。俺も全力でやっているだからお前らも全力でついてこい!」
と反撃してきて撃沈した。
最初はとても嫌だったけど、いざ定期試験が終わるとなかなかよい先生だったかもしれないと思うようになった。
人の印象がころころと変わるなんて、僕は本当にいい加減だなぁ。