2012年8月4日土曜日

日本から帰ってきて

3週間弱、日本に帰ってました。
長い休みをもらい、リフレッシュしました。


ちなみに、僕が日本に帰って間、一番食べたいと思ったのは、すばり「牛丼」!
この「安い」「早い」「旨い」の三拍子揃った、お店はアメリカにはなかなか存在しない。
東京にいるとき、僕は朝から牛丼定食を食べられて、本当に幸せな日々でした。


今日は、東京から成田に向かう京成線の中でふと思ったことを書きます。
日本滞在の最終日、僕は成田空港に向かうために京成線の電車に乗った。


隣には、制服姿の女子高生が一人乗ってきた。
しばらくすると、彼女は「こくり、こくり」と睡魔と格闘し始める。
激しい(?)格闘の末、彼女は睡魔に完敗し、完全に睡魔に身を委ねる。


始めは、電車の進行方向に沿うように体を傾けて、体のバランスを保っていたのだが、
そのうち僕の肩に、彼女の肩と頭が「トスン、トスン」と当たり始める。


当る度に、彼女は無意識に体を、僕から遠ざけるが、
睡魔で体がうまく動かず、再び彼女の肩と頭が繰り返し僕の肩に当る。




僕は、この時ふと思った。
日本は平和だなぁと。。。




ゴリラのような怖い顔してる僕の肩にもたれても、本当に大丈夫なのか?
僕が悪い人だったら、どうするんだよ。
よく注意したほうがいいよと心の中で思った。


このままだと、絶対に彼女は乗り過ごす。
しょうがないなぁ。。。


そう思った僕は、彼女を軽く起こし、降りる駅を聞いた。
彼女の降りる駅は、終点から3つ目の駅(成田)だった。
そして、僕は終点の成田空港。


何か面白い起こし方は無いものかと、僕の悪知恵が働く。
そして、こういう時だけ素晴らしいほどに閃く!


そのイタズラを解説しよう!


彼女の駅に到着する直前に、彼女を起こして
「お嬢さんごめんなさい、あなたの駅は通りすぎてしまいました。」と言う!


この方法なら、彼女は驚いて凄く目覚めが良い!素晴らしい!
などとくだらない正当化までする。
素晴らしい考えを思いついて、思わずニヤニヤしてしまった。


そしたら、向かいに座っていたお姉さんが
「何、ニヤニヤしてるんだ。気持ち悪い。
女子高生の肩が触れて、そんなにうれしいか。この変態。」
と言っているかのような目つきで僕をみる。
(僕の考え過ぎだと思うが。。。)



僕は、確かに変態に間違いないが。。。




「このニヤニヤは、女子高生の方が触れて嬉しいのでなく、
素晴らしいイタズラを思いついたことによるものだ!」
と必死で目で伝えようとするが、もちろん相手には伝わらない。


そして彼女の駅が近づき、電車のアナウンスの直前で、僕はいざ言おうと体に力が入る。



その瞬間、僕の邪気を感じたのか、イタズラを実行する前に、彼女が目覚めてしまう。
彼女は、成田駅で平和に降りてしまったのである。




本当に、残念でなりませぬ。。。




そして僕は肩をがっくりと落とし、
残念なオーラをを引きずりながら、僕は終点で電車を降りた。