2008年12月23日火曜日

授業レビュー:ME300A

紹介する授業内容は、美しい数学!
授業の名前は「Linear Algebra with Application to Engineering Computations」
日本語では「線形代数:科学計算への応用」とでも言うのだろうか。

この授業は、行列の本当に基本的なところから始まり。。。
導入は、超つまらん!
GE,LU分解,QR分解。。。なんとつまらんなぁ。

でもその後の展開が面白いなぁとおもった。
なにより教える先生がうまいと感心!
生徒の気持ちを盛り上げるために、授業内容に工夫を盛り込むところがすんばらしい!
それだけ、僕らが子供だってことを理解してるんだろうね!

Google、Yahoo等を作った人が卒業し、シリコンバレーに位置してベンチャーのメッカだけあって、

生徒はビジネスの話になると、興味津々!「会社起こしたる」って人が多い!
「さっきまで寝ただろ!」って生徒も目をぎらぎらしながら先生の話を聞いてる。

行列の計算を用いることで、どうやってGoogleはウェブページの検索をするか?
どうやって、ウェブページの重み(Page Rank)を決定するか?
この授業を履修した人が、別のすばらしい計算方法を考えて会社を起こし、
その後Googleに買収されたなどおもろーな話を織り交ぜながら展開する。

日本の授業も実世界ともっと結びつきを考えながら、展開すれば良いのに。。。と願う。
別にビジネスに結び付けなくても、なんなく生徒を刺激しながら授業を進めたら、
「マジで!」って思いながら授業が受けられるのに。