2013年5月28日火曜日

Alcatraz Challenge

2010年9月に、友人とワイナリツアーに行った時に、Alcatraz Challengeのことを知って、すでに3年近くが経ってしまった。

今日は、念願のAlcatrazから泳いでSan Francisco に戻るAlcatraz Challenge (2.4km)に挑戦した。
登録料は$150もする!片道しかボートに乗せてくれないのに。
普段のAlcatrazツアーが$40前後(往復ボート+ガイド付き)であることから、
ちょっとぼったくりじゃないかなと内心思ったが、良い思い出なので仕方ない。

この日のために2ヶ月ほど練習した。
ウェブから練習メニューを見つけて、自分なりに工夫しながら練習した。
いざ終わってみるとAlcatrazから泳ぐことは意外と簡単であることがわかった(笑)
これならRunもすればよかったかなと思うほど、エネルギーが余っていた。
初めての挑戦だったから仕方ないが、力を温存せずに最初からタイムを狙って全力で行けばよかったかな。

結果は46分で男20-29歳の枠で、22人中16位という微妙な結果。
全体では243人中129位という、これまた非常に微妙な結果。
嬉しかったことと言えば、僕の登録ナンバーが「747」だったということ(苦笑)

当日の海水の温度は14℃と比較的暖かかったが、風邪が強く波が高かった。
スタートはAlcatrazまでボートで行き、その周辺でボートからドボンと飛び降りる。
僕は、スタート地点のゴチャ混ぜに混じりたくなかったので、最後のほうで飛び降りた。
最初のモミ合いで、もしも僕の人口前歯が誰かと当たって取れでもしたら、
また大金が飛んでしまうことを考えると悲しくなるので。。。


泳いでいるときは、迷子にならないように目標物を何度も確認して、泳ぐという非常に単純なもの。
途中で何度かぐるぐると360°あたりを見回して、いつもとは違う位置からSan Franciscoを観光しながら泳いだ。
ゴールラインを通過後に、僕は得意の方向音痴が炸裂して、どこか別のところに行ってしまい、メダルを受け取りそこねる。

みんなはどうしてメダルを持っているんだろうと近くの選手に聞いてみたら、
泳いだらみんなもらえるんだぞと言われて、お前はなんでもらってないのか逆に問われた。
それを聞いて、急いでゴール地点に戻りメダルを貰う。

レース自体はただ泳ぐなのであんまり面白くないのだが、
実はレース前に面白い発見が2つあった!


1. 参加者は若者ではなく、意外にも中年が多い!
どうやらこういう競技は、健康を維持するために挑戦する人が多い印象を受けた。
私は、まだまだ若いもんには負けるつもりは無いぞという負けず嫌いな人たちが多いみたい!
だから中年でも「STRONG 」とか「WARRIOR」とか、強気なTシャツが目立ったかな。
僕はというと、どうせ誰も気にしないだろうとパジャマで参加した。


2.50歳でiron manに挑戦するおっちゃんに出会った!
ボートの中で、強面のおっちゃんがいたので話しかけてみたのだが、もうすぐ50歳になるとのこと。
4年前にiron manに挑戦すると決意して、このAlcatraz Challengeはそのための調整のために来たという。
Iron manは毎年大人気で、去年のiron manに出場する予定だったが、チケットが売り切れてしまい
ボランティアとして参加することで、今年の11月にiron manに優先的にチケットを購入したとのこと。なんと$700もするらしい!
45歳前後でiron manに参加しようと決意し、それを実行に移すところがすごい!
若造の僕がAlcatraz Challengeなんぞを目先の目標にして、挑戦している自分が非常に小さく感じられた。
彼がiron manに挑戦するなら、僕はハワイのultra man(長時間耐久レース)にでも挑戦してみようかな(笑)
偶然にも、彼は米軍の航空基地でエンジニアをしているらしく、実はレース後に名刺を渡した。
そして、僕は彼の名刺を受け取るのを忘れるという痛恨のミスをする。

連絡くれるかな?うまく就活に結びつくかな?