2012年1月5日木曜日

RAになる方法

将来は博士課程に行きたいが、大学院によっては入学が確定した時点で、
研究室が決まっていない場合があります。
スタンフォード工学部の多くの学科は、この場合に当てはまります。

決まっている場合は、特に研究室探しをする必要がないので安心です。

それでは、日本から奨学金がもらえず、自腹で授業料と生活費を支払っている学生は、どうやってRA(Research Assistant)になって、教授から授業料と生活費を支払ってくれるのかについて書きます。


その方法は、「教授にRAを募集をしているか聞いてみる」です。
教授とアポを取って、直接聞いてみるのが一番効率が良いです。
ここでのポイントは、謙虚な気持ちで望むことと、自分の過去の研究結果やCVなどを用意しておくと良いです。自分の研究を5-10分の話やプレゼンをする準備しましょう。


教授の反応は、以下の2とおりです。 

1.とりあえず研究して、様子を見てから決める
この反応が、多くの場合だと思います。
とにかく、研究して成果を出してください。
完璧な結果が揃っていなくても、当中経過を先生に頻繁に連絡しても良いと思います。
報告の回数が多すぎる過ぎる場合は、先生が注意するので、迷惑かもと心配する必要はないと思います。
この時期はできる限り自分の頑張りをアピールすることが重要なので、ガンガン研究して、ガンガン先生と話します。
結果と呼べるようなものがなくとも、他の学生以上に負けない途中結果を3ヶ月から1年の期間で出します。

同時に、応募できる奨学金があるかどうか先生に聞くのも良いです。
先生だって、学生に金を払いたくはありません。
学生が奨学金をゲットすれば、先生も喜んで研究室に受け入れるはずです。
なので奨学金を応募して、先生の経済的な負担を和らげる気持ちがあることを示すことも重要です。

以上のことに気をつければ、RAとしての雇ってもらえる確率は高いです。
スタンフォード機械工学科では、約半分の人がRAとして雇ってもらえる印象です。


2.うちの研究室はRA募集していないよ 
「そうですか。。。」とがっかりしましょう。その上で、謙虚な気持ちでRAを募集している研究室は知っていますかと聞きましょう。大抵、紹介してもらえると思います。
そして、去る前に「もしもRAが必要になったときは、連絡いただけますか?
本当に先生の研究室に興味があります。」と言い残し連絡先なり、CVなりを置いて行きます。


あとは、また「教授にRAを募集をしているか聞いてみる」繰り返しです。