2010年12月6日月曜日

授業レビュー:ENGR103

この授業は、パプリックスピーキングの授業である。
人の前でうまくプレゼンしたい、発表能力を向上したい人が取る授業です。

僕は、博士課程試験に向けて、発表をうまくなろうとこの授業を履修してみた。
講義は2時間弱と長すぎるが 、
マンツーマンによるフィードバックはなかなか意味のあるものだったと思う。
マンツーマンなので自分の弱いところがよくわかる。
これで少しは、僕も発表に自信がついたかな?

毎週、発表のお題を出されて、発表日の前日までにチューターと一対一の練習を行う。
その時のフィードバックを元に、発表を練り直してより良いものに完成せさる。
発表日には、4から5人のグループにわかれてみんなの前で発表する。
これを毎週繰り返す授業形式である。

「即興」、「専門的な話」、「説得」、「質問の応対の仕方」等いろいろな内容をカバーする。
そして最後の発表は、みんながゲストを2人招いて発表する。
今まで見たことのないゲストの前で発表することで、
より緊張感を高め、本番の雰囲気を再現するのが狙いである。

授業の中ではたとえ緊張していても、その緊張を隠して騙し通せ(Fake it!)と言われた。
始めは僕も教わったとおりにしたけど、でも何度も発表するうちに
実は少しばかり緊張した姿をみんなに見せたほうがいいのかもしれないという考えなりました。
(ごめんなさい、先生。せっかく教えてくれたのに。。。)

すこし緊張している姿を観客に見せた方が
その緊張が周りに伝わり、みんなも真面目に聞いてくれる気がする。

この授業を通して思ったことは、発表は演技であり、
リハーサルをすれば、必ずうまくなるということである。
発表のカリスマ、Appleのスティーブ・ジョブスだって、
製品発表の時は何度も練習をして、発表を練りなおして、完璧を求めるらしいからね。


発表の下手くそな僕だからこそ、プレゼンするときはもっと練習しないとね。

2010年12月3日金曜日

さっきまで、しょんぼり。。。でも今は違う!

一昨日、自分の提出した論文が受理出来ないとジャーナルから連絡を受け取った。
そして、これが三度目の拒絶である。

正直、始めの2回は仕方ないと思っていた。
なぜなら有名な雑誌に投稿しようとしたからだ。
でも三度目に提出したところは、きっと受理されると思っただけに
拒絶されたときのショックが大きくて、しょんぼりしていた。

審査員は、一人。
一人って、少なすぎるでしょ。理想は、三人ぐらい欲しかった。
コメントには、研究内容にオリジナリティが欠けており、既に誰かがやっていると書いてある。
1972年発行の論文をご覧あれとまで言われた。

あ、あんまりだ。。。
僕の伝えたい内容が審査員にうまく伝わっていない気がした。

昨日、指導教授に審査員への返事と合わせて
「僕は、がっかりである。せめて複数の人からの意見をもらいたかった。。。」
とメールした。

当初の予定では、今日のミーティングでは審査員のコメントを元に、論文を書き直す予定だった。
しかし、先生も審査員のコメントには納得いかないみたい。
それに加えて、先生は今夜中に必ず抗議文を書くとまで言いだした。

おそらく、合否の決定は覆らない。でも、同じ内容で別のジャーナルに提出する準備をしなさい。
あなたは、いい仕事をしている。それは、私が保証すると言ってくれた。

口には言えなかったが、僕は幸せであると感じた。
こんなに素晴らしい教授のもとで研究しているんだと改めて実感し、
もっと研究を頑張ろうと決心したのである。






あれれっ?
ひょっとして、僕は教授に操られてる?(笑)