2010年7月5日月曜日

人脈、人脈、人脈

今週は、なぜか「人脈」という言葉をいろんな人からよく聞いた。

正直、僕は人脈があまり好きじゃない。どうも自分の実力ではなく、人を利用しているように感じられて仕方がない。
人脈から学ぶことは良いことだと思うけど、できればあまり利用したくないなぁ。

小さくのんびりと生きていけたら幸せかなあと思うのである。

この間、日本の教授の方と一緒に食事をする機会があった。
お酒の席では饒舌でとても楽しいけど、実は研究室はとても厳しい先生らしい。

僕が学部時代の名古屋大学でとてもお世話になっていた先生にどうしてもかぶって見えた。
僕は、その先生を今でもとても尊敬している。あの厳しい先生がいたから、今の僕がいるから。
今回、一緒にお食事を食事した先生が「人脈」についてお話してくれた。
いろんな偶然が重なりあって、人脈が生まれて、それに助けられて、 本当に人脈は大切だと話していた。
その話の内容が面白くて、聞いててよかった。
人脈も研究者としての実力だと話していた。
それだけではなくて、その先生自身も若い頃は 人脈が好きではなかったということが印象的だった。

人生を長いこと生きてくると、
初めはきらいな人脈も徐々に大切だと思うようになるんだなあ。

僕もゆっくりとではあるけど、少しずつ人脈を形成するべきかなと思い始めた、今日この頃である。