2011年11月3日木曜日

マッチョな心

たまには真面目なことも書いてみます。

今日は、High Temperature Gas Dynamics(HTGL)のセミナー発表があった。
このセミナーは、なぜか教授陣も参加するセミナーで、結構緊張する。
質問もなかなか鋭く、怖い。

この発表のために、過去2回も研究室で発表練習を行った。
とても面倒見のよい研究室で幸せですが、同時に大変だ。

1回目の練習発表で、多くの助言を素直に聞き入れたために、どうも自分オリジナルの発表でない気がして発表する意欲なくなる。
そして、2回目の練習発表では最悪のモチベーションで発表したので、悲惨なコメントを多くもらった。

「ボロクソ」に助言を受けて、発表を何度も練り直せと言われた。
自分の力不足で悲しいが、教授や研究室のメンバーの助言を取り入れて、発表を数回練り直した。

僕は、同意する助言は受け入れ、同意しない助言は受け入れたくない。
そうしないと自分の発表でなくなる。
誰か別人の意図を自分が発表するような内容にはしたくない。
自分の意図を盛り込んだ発表を行い、その自分の発表に責任を持ちたい。

しかし、それを実行するのはなかなか難しいです。
例えば、教授が良かれと思う助言に反対することは、勇気のいること。
昨日、先生から発表について助言メールでもらったが、2つ合意出来ない内容があった。

だから、5通も反対メールを送った。
僕も教授も、お互いによい発表にしたいから、激しくぶつかる。
その夜、僕は感情が高ぶってなかなか寝れない。
自分の心が「本当に小せぇ。。」と思う。
発表だけで、こんなにも精神を乱されるなんて。

メールでは拉致が開かないので、発表当日の4時間前に直接会ってお互いの意見をぶつけ合った。
自分よりも賢く経験のある教授を論理的に説得しないといけないから、本当に勇気と根気がいる。正直、疲れて感情的になりそうになる。

結局、僕が納得して合意の下で教授の助言を受け入れた。。。
僕が、納得して発表内容を変更したという結果は全く問題は無い。

でも、真っ向から反対意見を述べることに、勇気を振り絞り、冷静に反論できず、感情が高ぶる自分が情けない。


自分の意見を冷静に、論理的に、そして根気よく繰り返し述べれる「マッチョな心」に成長しないと。


今日はとりあえず、ゆっくり寝ようかな。
明日から頑張ろうっと!