2012年12月24日月曜日

とある休日:ご機嫌編

今日は、土砂降り。


どうせ濡れるのは、同じだからと海に行った。(波予報を確認してから)
途中で、ガソリンスタンドに立ち寄った際に、$50のVISAギフトカードを使って給油を試みる。
そしたら、DEBITでPIN番号を入力してくれという。

ギフトカードだからPIN番号なんて知らされてないよと思いながらも、
もしかして気を利かせて誕生日にしてくれたかもなど
という馬鹿な考えが働き、無駄な悪あがきをしてみるが、当然違っていた。
普段から運の悪いから、仕方ない。

続いてAMEXを試してみる。そしたら、AMEXも受け付けてくれない。
ガソリンスタンドがAMEXを受け付けないなんて、初めてだぞ!
と思いながら、渋々VISAのクレジットカードで支払うことに。

このAMEXだったら2%のキャッシュバックがあるのに、
このVISAだと1%なんだよなとイラッとしながら給油をする。
でも、計算すると40セントしか変わらないことに気がつく。

この苛立ちは40セントを損したからではなく、
AMEXを受け付けてくれないことによるものだと、自分を肯定するために考えをすり替える。


海に到着すると、強風で横殴りの雨が体に当たって、かなり痛い。
雷がなっていないのを確認して、濡れたウエットスーツを着て、海に出る。


海には、30人ぐらいはいただろうか。


みんな馬鹿だな。こんな日天気の悪い日に来なくてもいいだろうに。。。
と内心思う。

その中に、僕よりちょっとだけサーフィンが上手35歳前後の女性がいた。
(つまりど下手くそより、ちょっとだけ上手。)
仙人のような玄人の顔つきである。

ちょうど良い波が来て、彼女がテイクオフした。。。


と思ったら、ずっこけた。
そして、彼女はそのままに波に飲まれた。
波から出てきたもの時には、すごい悔しそうな顔を水面に出して、悔しさを叫んでいる。

今日は、強風ではあったが、不思議と波の形は良かった。
ど下手な自分でも満足のいくテイクオフができたことに大満足。

僕が休憩するために砂浜に上がって休憩していたら、彼女も終わったらしく上がってきた。
彼女が僕に対して何かを喋りかけてきたが、
強風と耳がフードに被っているので、全く聞こえない。
どうせ聞き返したとしても、この強風では聞こえないので、あえて聞き返さない。

最後の言葉が「fun」と聞こえたような気がしたので、
僕は適当に右手を上げながら「Yaay!」と相槌。(適当にも程があるが。。。)
その相槌に満足したのか、彼女は向こうに歩いて行った。


そしてもう一度、海に出た。
その後バテたので、車に戻り帰り支度をする。
車外で乾いた服に着替えたはずが、強風で土砂降りのために、
着替え終わって車の運転席まで走る間に、パンツの仲間でベチョベチョに濡れた。

運転席に入り、この雨は凄いな。。。当分はやまないだろうなと外を眺めたら。。。
この豪雨の中、タバコを吸っている30十代の男性を発見した。
タバコの火がよく消えそうなぐらいの豪雨の中で、本当に美味しそうに吸っている。
豪雨なんて関係なく、快晴であるかのように、美味しそうに吸っている姿に感心する。
もしかしたらマリファナかもしれない。
だからこんな土砂降りの中でも、そんなに幸せな表情ができるのかな。
どちらにせよ、そんなに美味そうに吸う姿を見て、タバコを吸わない僕も羨ましくなる。


その人を眺めるのは面白ったけど、僕の服が濡れているので体がだんだんと冷えてきた。
早く家に帰って、温かいシャワーを浴びたい。
車のエンジンをかけたが、やっぱり寒すぎる。
このまま体が冷たいまま運転するのは嫌だ、と帰宅を躊躇する。

そうだ!体を温めるために、いつもの近場の安い中華に行こうと決意。

この中華は、味は普通だが、値段が安く(クレジット不可)、量が多い。
だから、たまに来る。
だけど残さず全部食べようとして、食べすぎて気持ち悪くなって2回ほど吐いたことがある。
それぐらい量が多いから、また来る。

そして、お世辞にもうまいとは言えないHot&Sourスープを頼む。
過去の話だが、最初にこのスープを頼んで味見をした時には、
きっと胡椒の量を間違えて大量に入れてしまったんだと思った。
だけどもう一度頼んでみた時には、それが勘違いであることに気がつく。
この店のHot&Sourスープは、むせるほどに馬鹿みたい胡椒辛い!

そんなスープだから、決して美味しくはないのだが、
胡椒が凄い入っているので体を温めてくれる効果がある。
寒い時にウォッカをストレートで飲むと食道を温めてくれるのと、同じような効果である。
ずぶ濡れの状態で、この美味しくないスープの胡椒辛さに幸福を感じるのだ、


今日という休日は、どうでもいいことばかりの内容だけど、
そのひとつひとつの体験が何故か不思議と大切に思えてきた。

我ながら良い日だったなぁと、ご機嫌になりながら、今日という休日をここに書き記す。

2012年12月21日金曜日

2012年を振り返って

2012年のはじめに書いた抱負(http://goo.gl/yzN9d)を見て、唖然としている。
なぜなら、一つも達成していないから。。。苦笑


目標が高すぎるのかもしれないが、それだけ自分の実力を理解していない証拠でもある。
もっと自分を客観的に見つめなおして、目標を設定しないと。


2012年は、大きな失敗を何度もして、自分に甘かった年でだった。
多くの方に迷惑をかけ、自分の精神がグラグラと揺れた。
どんな場面でも、ドシッと構え、問題を焦らず解決できる安定した精神が必要だ。


もう一つは、日本の就活では良い結果が得られなかった。
博士まで行くと専門とずれたことをやろうとすると難しいことを体験した。
もちろん、専門が合致していないという理由だけで失敗したとは思えない。
・面接の時に、相手が求める回答ではなく、自分が言いたい回答をした
・完全なる実力不足。どんな分野であれ、相手を圧倒するぐらいの実力がなかった


こんな失敗を経験して、僕の強みはなんだろうかと振り返ってみると一つあるかな。 

それは、「同年代の人よりも、失敗の数が多い」

失敗することは非効率だけど、覚えの悪い僕にとっては学習効果が一番大きい。
今後も、挑戦する数は維持しつつも、自分を厳しく引き締めて、失敗の数を少しずつ減らしていきたい。 


ということで、2013年はもっと自分に厳しくするために、テーマを設定する!
2013年のテーマは、「脱・怠慢」!
自分の中に飼っている弱虫をうまく飼い慣らして、
肉体的限界、精神的限界、知的限界まで自分をいじめ抜くぞー!

2012年12月1日土曜日

Tokyo×Las Vegas×Boston

僕はこの2週間でTokyo×Las Vegas×Bostonに行ってきたので、簡単な旅行記をここに記す。

Tokyo:
日本の就職活動を始めたから、最終面接のための帰国した。
2泊3日の短い滞在だったけど、最高に充実した旅行だった。

面接結果は失敗だったけど、初めての就職活動を経験できて、
この失敗から多くのことを学びました。
重要なことは、自分がどう考えるかよりも、
相手の期待する回答をしたほうがよいかもということを身を持って体験したこと。

そして、日本での滞在中に、多くの友達と再会できたことは、本当に楽しいひととき!
他にも再会したい人はたくさんいたけど、時間の都合で会えなかったことが唯一の心残りかな。
美味しい料理(http://tabledesperes.com/nakano/)を食べることができたことも最高の思い出!

今回の東京滞在ではっきりしたことが、僕は東京に馴染めないという事を再認識。
都会の出身ではないから、どうもあの人とビルの多さ/緑の少なさにはどうしても好きになれなかった。
こんなこと言いながらも、住み始めたら意外に東京も好きなったりしてね。

Las Vegas:
人生初のLas Vegasで軽くハメを外してきました。
カジノ、シルク・ドゥ・ソレイユ、ストリップといろんなことを初体験!

カジノでは、すぐにお金がなくってしまう無力感と賭けで勝つと興奮する感情を経験して、
自分の気持ちの浮き沈みを短時間で経験できたことは貴重な体験だった。
僕は単純なので、友だちと一緒に行ってストップをかけてくれる人がいなければ、簡単にのめり込んでしまうと感じた。結果、$30-40を擦ってしまった(苦笑)

シルク・ドゥ・ソレイユは、役者の演技よりも舞台装置の仕組みに鳥肌が立って、興奮しながら見ていました。就職活動をしている時期あって、あの舞台装置を作る仕事はきっと最高に楽しいだろうな思った。

期待いっぱいおっぱいのストリップは、男としてのムラムラを興奮すると期待していただけに、スタイルの良い女性の裸を見ても全然ムラムラしない自分にびっくりだった。
エロいショーではなく、芸術的なショーを観ている気持ちだった。
でもショーの途中で一人の男性客が舞台の上に誘われて、セクシーな格好をしたCAに弄ばれている姿が羨ましくて仕方なかった。できれば、僕も舞台に上がりたかった。

Boston:
学会のためのボストンに行ったけど、冬のボストンはチョ~寒いから、住みたくない!
学会発表は順調に終わり、教授の反応もまずまずだった。
Best Student Awardの発表が近日中にあるので、期待すると落ちると分かっていても、どうしても期待してしまう。

学会中での大きな動きとしては、指導教授がポスドクを探すなら今がチャンスだからネットワーキングしなさいと声をかけてくれたこと。
その返事として、僕はアカデミアではなくインダストリーを経験してみたいと素直に述べた。

ボストンでは、予想外の出費があって勉強になった。
ホテルと学会会場の行き来をする途中で、お茶を売る定員に声をかけられ、ホイホイと定員の進められるままに、烏龍茶葉を買ってしまった。
少量を袋詰してくれて、金額を確認したらなんと$100以上もして、思わず顎が外れる思いだった。
今後は、注意します。
そして、大事に飲みます。当分は、コーヒーを買う/飲むことはないでしょう。

ボストンでも友人にも会えて、とっても充実した日々だった。
僕は運がいいので、僕が友人を尋ねたときはちょうど停電が発生して、電車が止まったり、町が真っ暗で、灯りのないボストンも悪くないなと感じた。