2012年11月13日火曜日

凄まじいまでの野心


先生、NatureとScienceのジャーナルに挑戦させてくれて、ありがとうございます!

かなり厳しいということは分かっていたけど、
先生が出してみろと背中を押すのNatureとScienceに僕の論文を提出してみた。
「もしも」ということもあるしね。


結果は、両方共スクリーンの段階ですでに却下。

この四年間で、先生の元で学んだ一番大事なことは、「野心を忘れるな」という事だと思う。
似た言葉にクラーク博士の「Boys, be ambitious(少年よ、大志を抱け)」
という有名な言葉があるけど、僕の学んだものは、「大志」という綺麗な響きの言葉ではなく、
もっと泥臭い、失敗や挫折しまくりの「野心・欲望」に近い。

ペーパーは、引用されて始めて価値が出る。
だから圧倒的に読者数が多く、Impact factorが大きなジャーナルを目指すべきである。
もちろんそのようなジャーナルは、僕の研究分野の読者はいない。

僕の研究分野は、非常に閉鎖的で、非公開の軍事ジャーナルの方が読者が圧倒的に多い。
先生も分かっているが、それでもNatureとScienceに出してみろという彼女の野心は、
僕に挑戦させてくれる喜びを与えてくれる。

こんなに挑戦できたのだから、僕は自分のアカデミックに大満足です。
あとは、SLACとのプロジェクトどれだけ進められるか。
そして、並行して小さな実験プロジェクトをどれだけ早く終わらせれるか。

泥臭い失敗や挫折しまくりの「野心」全開で、突き進んでやるぜ!!!